RyzenのCPU&マザーを購入しましたが、
CPUクーラーはRyzen7 1700の付属品を使用していました。
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音はまぁまぁ静かで、LEDも内蔵しておりかっこいいです。
が、まったく冷えません。
このクーラーでは、3.6GHz 電圧オート(ノーマル)で70℃を超える温度となり、常用限界レベルでしょう。
CPUクーラーは今使ってるシステムを使用したいのですが、
AM4用のものではないため取り付けができません。
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今使っているのは
CPU:Intel Core i5-2500K(OC@4.6GHz 100×46)
M/B:ASRock P67 Extreme6(B3)
M/B:ASRock P67 Extreme6(B3)
水枕:aquacomputer cuplex kryos XT for Socket
(LGA2011-V3 / 1366 / 1151 / 1150 / 1155 / 1156 / 775対応)
ラジエター:MagiCool Limited Edition "Monsta" 420/360Triple120mm/140mm Xtreme Perf Radiator
(140角FAN 3連、100㎜厚)
ポンプ:JIGWAY DP-600P
(揚程2.6m、流量600L/h)
リザーブタンク:Alphacool Cape Fuzion Core 10 Acetal Black
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この水枕、いろいろなソケットに対応していますが、全てIntel用!
まさか私がAMDを組む日が来ようとは・・・
AM4用の水枕に買い替えるのもアリですが、これ気に入ってるんです。
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LGA2011が80×80㎜(LGA115x系は75×75㎜)
AM4が90×54㎜
変換金具のようなものを付ければ、LGA2011用の水枕を取り付けられるのではないかと考えました。
というか、それを想定して、CPU周りがすっきりしているASRockマザーを選びました。
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見てくださいよ、CPU周辺の圧倒的な部品の無さw
こんなにVRM離れてて良いのか?と思う。
100A近くの大電流が流れるんじゃないのか?と不安になるほどのレイアウトです。
ASRockが一番CPU周りに何も無いんです。上位グレードも同様です。
私はいろんなメーカーの物を使いたい性格で、前回、前々回ともASRockマザーだったので、3回連続は避けたかったのですが、結局ASRockになりました。
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設計した寸法で問題なさそうか、実際のサイズに紙を切ってみて
レイアウトを確認してみます。
おおむね問題なさそうです。裏側は表面実装のコンデンサや、貫通で飛び出た足があるので、金具の側面も絶縁しておいたほうが良さそうですね。
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材料はアルミフラットバー
1000×20×3 ホームセンターで500円程度で売っています
材料の切断はボルトクリッパーで簡単にできます。
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端面を直角に機械加工します。
左2枚が切りっぱなし、右2枚が機械加工後
ラフィングエンドミルで削ったので、変なラインが出てますね。
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機械加工した面を基準面として、ケガキを入れます
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ケガキに合わせてひたすらフライスで削ります
削って、穴あけて、面取りして、タップ立てて・・・
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表面はそのままでも機能上問題ないですが、
ダサいので表面を切削しました。(上がそのまま、下が切削後)
この方が、削り出し!って感じでカッコいいですねw
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こんな感じで、必要な金具の作製が完了しました。
左がLGA2011⇒AM4の変換金具
右側が専用バックプレートです。
バックプレートはマザーに純正でついていますが、ネジがインチです。
ミリネジ用のバックプレートを作りました。
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金具をそのまま取り付けると、マザーを傷つけたりショートする可能性があるので、絶縁シートを付けます。
FANの容器などに使用されている透明のケースを使います。
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穴あけは、ダイソーのパンチで開けます。
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クッション性のある両面テープで固定すればOK
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水冷システムはラジエターをケース外に取り付けている関係上、
ケースから取り外しが出来ません。(できるけど大がかりな作業になる)
なので、ケースを立てたままマザー交換します。
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左が旧:ASRock P67 Extreme6
右が新:ASRock FATAL1TY X370 Gaming K4
新しいマザーは表面実装されている部品がかなり少なくなり、とてもシンプルです。
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でも、CPUの電源周りは、旧マザーの方が物量で勝ってますね。
16+2フェーズ電源はいつ見ても素敵です。
コンデンサもゴールドの方がイイ!!
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上が旧、下が新
旧マザーはクーラー取り付け穴周辺も、メモリ用のパターンが走っておりデンジャラスでしたが、今回の新マザーは座面が用意されています。
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変換金具は、ボルトとナットで固定します。
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バックプレートのネジはサッシュ用ビスで、頭のサイズが小さくケースに干渉しにくいです。
表側は、絶縁ワッシャーを入れて高ナットを取り付けます。
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グリス塗って差し込んで、ワッシャー、スプリング、固定ボルトを締めれば完成!
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圧倒的冷却性能ですね。
Ryzen7 1700 3.0⇒3.8GHz Vcore1.30V条件で、Prime95を行うと
10分程度でリテールクーラーは91℃を超えてしまいますが、水冷であれば55℃前後でした。(Ryzen Master読み)
これで安心してOCテスト出来る環境になりました。
とはいっても4GHzより上は急に伸びなくなるので、ベンチより常用セッティング探りですね。
3.8GHz Vcore1.25V LLC1 負荷温度も50℃程度で安定しています。
3.8GHzは十分常用可能域ですね。電圧も低く安定感あります。
最上位1800Xが定格3.6GHz、全コアブーストは3.7GHzなので、マルチスレッド性能では勝った事になります。
1800XもOCはあまり伸びないようなので、1800X、1700X、1700、どれも大差ないんじゃないかと思ってきています。
やっぱり1700買って正解でした!